世界

世界のタロットカード

世界のタロットカードで、カード番号は「21」。宇宙とも呼ばれる。

 

「完成・約束された成功・旅」を意味するとされ、ヘブライ文字の神秘的解釈と関連付けた解釈では、ヘブライ文字タヴを介しています。西洋占星術上では「土星」と結び付けられ、生命の樹の研究ではイェソドとマルクトのセフィラを結合する経に関連付けられています。

タロットカードの意味(世界)

タロットカードの構図は、月桂樹で形作られた輪と、その中央には一人の人物が描かれています。そして、その外周を天使・鷲・牛・ライオンが取り囲んでおり、この、天使・鷲・牛・ライオンはそれぞれ福音書ないし福音記者の象徴とされ、同時に四大元素を象徴すると解釈されています。

 

それぞれ、「天使=聖マタイ=風」・「鷲=聖ヨハネ=水」・「牛=聖ルカ=大地」・「ライオン=聖マルコ=火」にあたるとされ、この4つの象徴は中央の人物を取り囲むように、四角形の四隅に配置されています。

 

中央の人物に関しては様々な説があり「キリストの勝利」と題された絵に構図がそっくりなことから、イエス・キリストがモチーフで、後に女性へと変わっていったのではないかという説や、最初から女性であり、ローマ神話に伝えられる運命の女神フォルトゥナとする説などが唱えられてきましたが、近代以降の解釈では、この人物は両性具有もしくは神人合一とるす説が有力とされています。

 

一連の大アルカナの最後に位置するカードは、男性・女性のどちらにも偏ることなく、究極的に完璧な存在として扱うべきであり、あらゆる対立物の完全なる統合として見るべきで、この解釈が、「ゴール」として最も相応しいと考えられているようです。

 

人物を取り巻くアーモンド型の植物は卵・子宮を表しており、その上下のリボンと併せて無限マークを表しています。絵に描かれた人物は、その中央で片足を上げあたかもダンスを踊っているように見えます。しかし、その姿からは躍動を感じ取ることは出来ません。このことは永遠の中で動きの無いダンスを踊りつづける完全なる統合を果たした完璧なる存在が、内的にも、外的にも誕生した瞬間だとされます。

 

このカードは「世界」は終わりであると同時に始まりでもあり、結局、全ての事柄には「終わり」というものは存在せず、輪廻転生を繰り返すことで限りなく「終わり」へと近づいて行くことが、重要であると暗示しているのです。

 

 

正位置の意味 ・・・ 完全、総合、成就。

 

逆位置の意味 ・・・ 未完成、臨界点、調和の崩壊。

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最終更新日:2014/12/24

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