死神

死神のタロットカード

死神のタロットカード、「死」と呼ばれる場合もあり、大アルカナの22枚のカードの中でも、直接的に「死」を取り扱い、また連想させるカードということで、「不吉」とされ、「死」を意味する単語を記載せず無記名とする場合もあります。カード番号は「13」で、この数字はキリスト教の影響もあり、不吉な数字とされています。

停止・損失・死と再生」を意味するとされ、ヘブライ文字の神秘的解釈と関連付けた解釈では、ヘブライ文字ヌンを介しています。西洋占星術上では「天蠍宮」と結び付けられ、生命の樹の研究ではティファレトとネツァクのセフィラを結合する経に関連付けられています。

タロットカードの意味(死神)

タロットカードの構図は、死神が行く先々で人々の魂を狩り取る「死の行軍」の様子が描かれています。伝統的に多くのデザインは鎌を手にしていいますが、ウェイト版タロットに描かれている死神は鎌ではなく軍旗を手にしています。この死神が甲冑を身にまとい、馬に乗っているのはヨハネの黙示録に登場する「第四の騎士」にがモチーフにされている為で、軍旗が描かれているのもそのためだと言われます。

 

マルセイユ版に描かれる「死」はマルセイユ版タロットの大アルカナに名を連ねる数種のカードがモチーフになっています。まず、大鎌を持つ禍々しいガイコツは、姿勢や棒状の物体といった構図から大アルカナの「愚者」をモチーフにしているとされます。「愚者」は特定の数字を持たないのに対し「死」は特定の名前を持たないという点からも、共通点がみいだせます。また、暗黒の大地に散乱する手や足に混じって女性の頭部と王冠をのせた男性の頭部が描かれているのですが、この男性のモチーフは「戦車」に登場する若き王とされます。

 

このように、他のカードをモチーフにしているのは、12番の「吊るされた男」において「現状の変容」を求められた人物の内面における自己変革の段階を描いた構図なのではないかとされており、それによれば「戦車」として行動を起こした際の観念、つまり頭、そして拠って立つところである足も、活動する手も、もはや意味を持たず、前進のためには一度バラバラに「破壊」されることが必要であること示しています。

 

さらに、骸骨は性別を判断しにくい特性から性を超越した存在として、「世界」に描かれる“完璧なる存在”により近いこの象徴には、愚者である人間よりも「死」の方が近いことを示しているとされます。

 

 

正位置の意味 ・・・ 終末、破滅、離散、死の予兆。

 

逆位置の意味 ・・・ 再スタート、挫折から立ち直る。

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